副理事長所信/専務理事所信

副理事長
末木 伯和
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「未来へ」

(社)甲府青年会議所は65年目を迎えます。多い時には300名近く所属していた会員も年々減少しJCがある時代からJCもある時代へと移り替わりましたがそれでもこの青年会議所運動は地域に必要な存在であることは間違いありません。しかし今一度この青年会議所の意義を考え、先輩たちが作り上げてきた歴史を振り返り、ひとりのJAYCEEとして責任と自覚をもち自らが率先垂範者となり地域へ出ていき行動できるようにならなくてはなりません。青年会議所で活動し学んだことを地域へ還元するために会員は少ないより多い方が地域への影響力は増大していきます。その為には、まずは青年会議所活動へ加わっていただき、そしてこの活動の魅力を感じてもらうことが会員減少に歯止めをかける有効な手段だと考えます。

そして、現在在籍している会員にも地域貢献活動を通じて一生懸命行動することで生まれてくる楽しさやそこで結ばれる固い友情をしっかりと感じ取っていただきこの素晴らしい活動への原動力へと転化してもらえるようにLOM内の活性をはかっていきます。青年会議所運動をより多くの方に周知することでより多くの地域の方からの理解と賛同を得て、この活動をより多くの方へ広めていただければ青年会議所が目指す社会へ一歩、二歩と近づくことができると考えます。効率を考えてSNSなどもありますが、本来の人とひととの繋がり、顔と顔を合わせて言葉を交わすそう言った地道な発信も大切にしていく事が必要と考えます。会員を育成し、組織の信頼を深め、そして青年会議所を地域に知っていただくことでこれからも地域から必要とされる運動であるように毎年の活動をしっかりと確認し「明るい社会」を目指してまいります。

副理事長
清水 孝章

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「誇りある山の都へ」

本年65周年を迎える一般社団法人甲府青年会議所は、「明るい豊かな社会」の実現を目指し、これまでも「山の都」の魅力を活用しつつ様々な事業を展開し、この「山の都」に活力を与えてまいりました。その65年間の中で、この地域を良くしていきたいという方々も確実に増え、現在では多くのNPO法人や団体が存在する中で、青年会議所がある時代から青年会議所もある時代へと言われるようになってまいりました。しかし、一般社団法人甲府青年会議所はこれまで築いてきた経験や実績と何かに特化するのではなく、地域貢献や青少年の育成など様々な活動を通して、「まち」をつくる「人」をつくり、その「人」を育むことで地域や行政の皆様から付託をいただいてまいりました。その中で当グループでは、これまで一般社団法人甲府青年会議所が築きあげてきた地域の発展のための事業を展開するとともにこの「山の都」をさらにより良い街にするため、地域のために活動をしている団体や商店街、行政の皆様と手を携え、「ふるさとを愛する心」をつないでいく事業を展開していきたいと考えております。我々一般社団法人甲府青年会議所をはじめ各諸団体、商店街、行政それぞれが地域のためを考え様々な活動を展開しております。それを個の活動ではなく、それぞれが手を携え一つの事業として展開をしていくことにより、地域への発信力が増すだけでなく、多彩な事業展開をしていくことで地域住民へより多くの魅力を広めていくことができると考えております。その多くの方々と事業展開をしていくことで、より多くの地域住民の方々に「ふるさとを愛する心」を醸成していただき、この「山の都」を誇りに感じ、より好きになっていただくことで、この地域を少しでも良くしていきたいと考えていける方々をさらに増やしてまいります。

副理事長
丹沢 伸介
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 「かっこいい背中」

 大人や子供達を取り巻く環境は日々著しく変化しています。日本人が元来持ち合わせている精神や道徳心は薄れ、間違った利己主義や他者への無関心からコミュニティーの構築ができない子供達が増えているとも言われております。「最近の子供は変わった、今の子供達はよく分からない」、という言葉を耳にしますが実際はどうでしょうか。子は親の鏡なだけであり、変わったのは我々大人ではないかと感じます。精神や道徳心を子どもたちに伝えるべき大人が、本来持つべき資質を持ち合わせず、感謝の気持ちや人を思いやるこころ、また地域社会の連帯感が希薄化したことは否めません。まずは我々が勉強し、自分を見つめ直すことが必要ではないでしょうか。子は親や大人の背中を見て成長していき、親は子の成長と共に親として人として成長していきます。地域の大人として自覚し、子どもの目に映る背中はかっこいい背中であり、いつ見られても大丈夫な未来に反映できる背中であることを意識しなければなりません。そして子どもたちにも、より多くの経験が必要であり、家庭や学校とは異なる山の都のフィールドで、さまざまな人と出会い、さまざまな体験を通して視野を広げ、多様なものの見方を身に付けることが出来る学びの機会の充実が重要であると考えます。その双方の成長が夢と笑顔溢れる山の都へと繋がり、この結びつきが強ければ子供達は健やかに成長していくはずです。我々メンバーも地域の大人達と共に学び、これから山の都の担い手となっていく子供達に憧れられる大人として、頼られる大人として我々大人がどんな背中を見せることができるのかを考え、思いやりと感謝の心を大切にし、夢と希望でいっぱいの子供達を大人の手で育成していくことが必要だと感じます。自らの背中を見せて共に生きていくことは、親として、大人として、大きな喜びとなり、生きるうえでの糧となるはずです。親から子どもへ、子どもから社会へ、そして未来へ、良心の循環を起こし、「笑顔溢れる」まち、「山の都」を実現します。

 

専務理事
小野 元嗣
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「心ひとつ」

 石と砂と緑が織りなす美しさに思わず時が経つのも忘れてしまう日本庭園。その配置は決して偶然ではなく、それぞれのカタチや色、個性を最大限に引き出すために綿密に計算されています。それはまるで会員の個性や特徴を最大限に活かす青年会議所活動のように感じます。互いに個性を発揮し、互いが活かしあう、その個々の気持ちが「修練・奉仕・友情」の三信条であり青年会議所活動の根幹であると考えております。創立65周年という節目を迎えるにあたり(社)甲府青年会議所が抱えている問題、また魅力を増幅する方法などを全会員で議論し、進むべく方向を見定め組織内だけでなく地域社会に根付かせることも来年度の重要なテーマだと考えております。

運営グループとしては、「総合計画2011」の運用期間が最終年にあたるこの2016年度に2002年度から策定された「山の都地域創造VISION」と共に次の5年間の行動指針を明確にし「総合計画2016」並びに「山の都地域創造VISION」を策定します。「総合計画2011」の示す方向に沿っているかの検証を行いながら「山の都」の未来を描き、様々な観点から地域の現状を捉え、行政・他団体・シニア会員の皆様のご意見をいただきながら、会員全員でこれからの道のりを明確なものにしていきます。

財務室としては、近年の会員減少や外部機関・協賛企業などの助成が減少している中で一人一人の会費やシニア会員をはじめとする関係者の尊い会費を適正かつ厳正に管理し、より効果的な会議所運営を行います。また外部資金の導入への情報を発信していきます。

総務室は、組織全体が円滑に運営を行えているのか、また会員が活動しやすい環境でいるのかを常に把握し、効率的かつ効果的な設営及び運営をしていきます。また創立65周年を迎えるにあたりこれまでの創始の想いを振り返り、これからの(社)甲府青年会議所が創始の想いをどのように昇華していくのかを(社)甲府青年会議所の根幹である総務委員会で担当し開催します。

私たち青年会議所の目的である明るい豊かな社会を築くため、自ら挑戦し、未来への「道」を歩むためにも心ひとつにし、専務理事として理事長の補佐を務めるとともに(社)甲府青年会議所の円滑な運営と支援を心がけ組織をまとめて参ります。