郷育フォーラム 共に育む、 教育のこころ。 予想しえなかったような事件・事故がニュースとして取り上げられることが多くなった現代社会。これは、経済的にも、物質的にも豊かになった反面、かぎっ子、核家族化、人間関係の希薄化による「心の貧しさ」に起因して起こっているのではないかと考えました。この状況を打破するために「郷育」の立て直しこそ急務であると考え、郷育の整備、将来を見据えた郷育をおこなっていくことが大切であるとし、甲府青年会議所は、2007年を「郷育環境都市の創造」元年ととらえ、「きょういくのこころ育成」を全体事業として活動をおこないました。1回目の郷育フォーラム2007開催当日には、甲府青年会議所の活動地域である甲府市、甲斐市、中央市、昭和町の各議会に対し「郷育の日」の制定に向けた請願書を提出しました。甲府市では10月17日を「甲府きょういくの日(教育・共育・郷育)」と制定、中央市では市が誕生した2月20日を「中央市教育の日(通称「まごころの日」)」と制定、甲斐市では、市民が多く集う「甲斐市わくわくフェスタ」開催日を「郷育の日」と位置付けました。郷育フォーラムは、一般社団法人甲府青年会議所が「教育環境都市の創造」を提唱し、甲府青年会議所の目指す理想社会「思いやりあふれる環境創造都市」の実現につなげようとの思いを一にする地域の市民団体、企業や行政などとともに 2007 年より毎年開催し、今年で 10年目を迎えました。